身体に刻まれた声をほどいて

お身体に触れていると、
その時々で違う「体」と「心」が表れ、
内に抱えているものが自然と伝わってくることがあります。

先日、あるお客様がぽつりと打ち明けてくださいました。
「親に会いに行くのが、ちょっと大変で…」
会いに

90代になるお父様は、昔から厳しく、今もなお60代になったお息子さんに向かって
「お前はできない」、「お前は、お前は、、」
そう言い続けているのだそうです。

会うたびに愚痴や否定の言葉を浴びせられ、どっと疲れてしまう。

さらにご家庭には他の問題も重なり、心が休まる時間がほとんどなく、
実際にメンタルも崩し気味で、お薬を服用されているとのこと。

そのお話を伺ったうえでのトリートメントでは、いつもとはまた違っていて
日常のお疲れだけでなく、お父様の「お前はできない」という声が
お客様の体と心に深く刻まれているのを感じ…

同時に、そう言わずにはいられなかった
お父様ご自身の苦しみにも触れるような感覚がありました。

長い年月をかけて心身に染み込んでしまった、呪縛のような言葉。
お互いにとってもつらかったですよね…。

「どうかお客様も、お父様も癒されますように。
 本来、お互いが望んでいる状態へと還れますように。」

そう願いながら、不要なエネルギーをデトックスし、トリートメントをさせていただきました。

後日、「トリートメント後の一ヵ月は、比較的穏やかに過ごせました」と伺い、私も胸が温かくなりました。

施術の時間は、いつもお一人おひとりとの出会いの中で違うものを感じますが
この日もまた、心に残る体験をさせていただきました。

おつらいお気持ちがあるときはそっと教えてくださいね。

内側からゆるんで楽になり、もっと自由になれますように。

百日紅が楽しめるのもあともう少しでしょうか。。